腰痛に悩まれている方は多いと聞きますが、何故腰痛になってしまうのでしょうか。
人間が生活する上で肝腎かなめの腰にトラブルが生じると、途端に歩けない、立てない、座れないと不便極まりないですよね。
そこで今回は、腰痛の原因を追究していくことから腰痛の改善法までをご紹介してまいります。
腰痛の原因には何がある?
早速腰痛の原因を見てみましょう。
普通に考えますと、何かの物質的な力が加わることで腰痛が起こることが真っ先に浮かびます。
例えば、スポーツをした後や重たい荷物を持った後、仕事が立ったままの立ち仕事だから、逆に座ったままの座り仕事だからなどが挙げられます。
また、何かしらの病気によって腰痛が起こることもあります。
検査で異常が出ればわかりやすく腰痛の原因が特定されるので、改善方法も自ずから導かれていくのですが、案外検査では異常が見られないという原因不明の腰痛が多いのが現状です。
何かしらの負荷が腰にかかっていることには間違いないのでしょうが、ストレスや疲れによっても腰痛は引き起こされます。
そして、加齢による腰痛というのも考えられますし、姿勢の悪さも腰痛の原因として大きく関わっています。
腰痛がある、腰痛が酷くなったという方は、日頃の生活習慣において、腰を痛めるような姿勢になっていませんか?
腰痛を改善する3つの方法
基本的な姿勢を正して腰痛改善
茶道をされている方、バレエを習ったことのある方などは、姿勢が美しいですよね。
茶道では立ったり座ったりが多い訳ですが、お茶の先生は正座も立つ座るも自然で、苦もなくこなされています。バレエも姿勢の正しさが日常の習慣になっているので、むしろ猫背になる方が難しいのではないでしょうか。
大多数は姿勢など無縁の生活をしていますから、このように日頃の生活習慣に正しい基本姿勢を取り入れるだけでも腰痛の改善に一歩近づきます。
そこでご紹介する著書は、『「朝30秒の正座」で腰痛が治る』です。
腰痛だけではなくさまざまな不調の改善に効果がありそうです。
正座の正しいやり方や辛い、痛い時に行う体操なども丁寧に紹介されています。
腰痛に効きました、腰痛の方におすすめと口コミでも評価が高いので、興味のある方は手に取って実践されてはいかがでしょうか。
筋肉を解して腰痛改善
さまざまな日々の動作によって、知らず知らずの内に腰の筋肉疲労が生じると腰痛が起こります。
筋肉を解すことで腰痛の改善が成されると言うのを聞かれたことはありませんか?筋肉疲労が起こるということは、筋肉が緊張などで硬くなっていることを現しています。
筋肉が硬いと腰に力が入らなくなってしまいますし、血液循環に支障が生じます。
そこで硬くなった筋肉を解すために、自分のペースに合うストレッチや簡単な運動を取り入れましょう。
こうしたストレッチや運動を取り入れる前に気を付けておきたいことは、無理のないように毎日続けられる、生活習慣に出来るものにとどめること。
そして、もちろん痛みが生じた場合は即終了すること。
立ったままで出来る簡単なストレッチとしては、足を肩幅より少し広く開いて、指先を下にお尻に手を当てて前へ押すようにして3~5秒間キープします。これを2、3回繰り返すだけです。
その時呼吸を整えてする方が、より効果が得られます。
簡単な運動としては横になり腹筋をするのですが、負担の少ない腹筋方法があります。
大体腹筋と言うと腕を頭の下に持って行って、足は真っすぐ延ばし90度まで起き上がるというのが主流です。
ですが今まであまり運動をしていない、腰痛が気になるという場合、キツさが否めません。
そこで横になり足はくの字に曲げて、自分のお腹を見るぐらいで頭を持ち上げるようにします。
無理のない腹筋になりますので、おすすめです。
頭を持ち上げた状態を3~5秒キープして、回数の目安は10回です。
最初は5回からでも継続は力なりなので、体調やその日の状態に合わせて行ってみてください。
ここでも呼吸法は大事で、頭を持ち上げる時が息を吐く時です。ゆっくりと呼吸を整えながらどうぞ。
お風呂を利用して腰痛改善
お風呂は腰痛改善には最適です。
血行を良くして腰を温めることで腰の筋肉のコリが解せます。
その際、熱いお風呂に入るのではなく、40℃くらいのぬるめのお湯に20~30分程度ゆっくりと浸かるようにしましょう。
湯船の中で腰を丸めたり伸ばしたりと言う簡単な動きを取り入れると、さらに腰痛には効果的です。
ただし、腰に炎症があったり、ぎっくり腰などの痛みが酷い時は腰を温めることで悪化させることもありますので、気になる時は病院の先生に相談してみて下さいね。
まとめ
自分の腰痛の原因や痛み方はどのようなものなのかをチェックしておく必要があります。
今回ご紹介した改善法を是非ご参考にして頂きまして、無理のない自分に合った腰痛改善を行い、ゆっくりと緩和していきましょう。
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